オーナーのリスクを承知しているか
実際は、ほとんどのオーナーがこのような大きなリスクに運よく遭遇することがなく経営を続けているのでしょう。ほとんどの方が問題なく賃貸経営を終わらせることができているのだと思います。でも賃貸経営を続ける以上はリスクの可能性から逃げることはできません。
万一のときは大きな被害を蒙ってしまいます。だからリスクマネジメントが必要なのです。
重要なことは、パートナーとしての賃貸管理会社が、これらのリスクを熟知しているかどうかではないでしょうか。熟知していなければ備えることはできません。起きたときに右往左往するだけでは被害は拡大してしまいます。多くの賃貸管理会社が「管理とはオーナーの作業を代わりに行うことだ」と考えていたら、おそらくリスクへの対処はできないでしょう。→③につづく